こんにちは 江戸張り子の工房 はりこのはやしやです
みつ首のワシミミズクを作りました
最近鳥の張り子を作ることが楽しいです
みみずくの顔一つ一つは江戸時代に実在したみみずく玩具の顔を参考にしています
いろんな錦絵に描かれたみみずくのお顔を参考にしました
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
みみずく玩具とは何か
みみずく玩具決定版になるべく頑張って書いたブログ記事があります
ぜひご覧ください
たくさん鳥を作ってきたからか羽の絵付けが楽しかったです
作っていてとにかく楽しい3つ首みみずくですが心の中にわきおこった葛藤をお話ししていいですか
『私よ…普通のミミズクを作った方が売れるのに何故手間が倍以上かかる3つ首にしてしまうのだ!?』
これは何度も心に沸き起こった感情です
みみずくは歴史に基づいた、できるだけ純粋な姿でなければダメだと思うのです
私が購入する立場であれば絶対普通のみみずくを買います
私だって郷土玩具好きですから、それは歴史的価値の高い方を選びますね
自分は自由に作ると作品がゲテモノ化と言いますか、かっこよく言うとキメラ化する傾向があるのですね
首を三つにしながら
『ああまた作品をゲテモノにしている…このゲテモノ職人』
と自分に突っ込みながら制作をするのですが、でもです!
純粋に首がいっぱいある鳥って可愛いと思いませんか!?
数年前、ケルベコスをフォロワーさんに教えてもらってからと言うもの
首がいっぱいある張り子が大好きなんですよ
作ることは手間ですが楽しくて可愛いくて仕方ないのです
そんなわけで我が家に増えてゆくキメラ張り子たちなのでした
しかしこの間
「伝統的な張り子も好きですがべロス的な張り子も好きです」
とショップのお問い合わせメールを通してメッセージが来たんです!
私嬉しすぎて泣きました
あまり自信を持てないまま制作している多頭張り子ですが
ちょっと自信を持ってもいいのかなと思えてきます
本当にありがとうございます😊
最後までご覧くださりありがとうございます
また次回のブログ記事でお会いしましょう
コメント