こんにちは 江戸張り子の工房 はりこのはやしやです
今日はハートがいっぱいの招き猫を作ったのでご紹介いたします
商品が見つかりませんでした
世間は猫ブームですね、作家さんの間で「犬は売れなくて猫は売れる」
と聞くことがしばしばあります
というか大抵の動物作家は皆そうおっしゃいます
画廊の企画展でも犬の企画と猫の企画、
人の集まり方が違うようですね
断然猫の企画の方が客が多いようです
また、犬は犬種によって形が違うことも厄介なのだとか
猫は、「猫ならどんな模様でもなんでも買う」
という猫オールマイティコレクターが多くいるのに対し
犬は、「ラブラドールしか集めていません」と言ったような感じで
犬種を絞ったコレクターが多いことが売る側のネックになっていると聞いたことがあります
私はまだ駆け出しなので、どれが売れて、どれが売れないなどは分かりませんが…
…いえ嘘です
私は張り子作家歴10年です
犬張り子職人になりたいという思いで張り子界に弟子入りし
今でも原点は犬張り子なので
猫張り子を作る選択肢がそんなに無いのですね
たまに猫の張り子を作る時も犬張り子の派生だと思って作っているほどです
それに関してはこちらの記事で熱く語っております
猫張り子を犬張り子の派生型としてねじ込みたいという気持ちを書きました
そんなこんなでちょっとした意地もあり招き猫を作ってこなかった私ですが
なんとなく作りたくなって2017年に作ったのがこのひねくれた招き猫です
可愛くて王道な招き猫は素晴らしい作家方がいっぱい作っているので
せっかくだから思い切り変わったデザインの招き猫を作りたい
と思って作りました
伊藤若冲の絵を参考にして作っています
可愛いとはまた違う魅力を感じていただけたら幸いです
最後までご覧くださりありがとうございます
商品が見つかりませんでした
また次回のブログ記事でお会いしましょう
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