江戸初期復刻犬 首振り 唐草模様 

犬張り子

こんにちは 江戸張り子の工房 はりこのはやしやです

今日は江戸初期復刻犬 首振りバージョンを作ったのでご紹介いたします

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犬張り子のお顔が今のように丸くなる前の、顔の長い犬張り子を復刻しております一光斎芳盛画 安政4年(1857)2月の錦絵を参考にしました

江戸初期復刻犬とは犬張り子のお顔が今のように丸くなる前の、

顔の長い犬張り子のことを呼んでいます

今回参考にした犬張り子がこちら

一光斎芳盛画 安政4年(1857)2月

「早咲きの 梅のつぼみも 二つ三つ 雪に色良き 犬の足跡」

と書かれています

雪の中に花開いた梅は生命力の再生を象徴し、雪の上の犬の足跡も、天然痘の発疹が減り回復する良い状態を表現しているのだそうです

この絵は赤絵と呼ばれる疱瘡(天然痘)避けの絵です

赤は病魔を避けると言われていたことから、全てが赤で擦られているのも特徴です

この絵を病気にかかった子供の部屋に飾ったと言われています

今回、全てが赤で刷られていて実際の色が分からなかったので

色を考えるのに少し苦労しました

この犬張り子、すごくよく揺れます

うん、うんと眺めている人を全肯定してくれるような

可愛い子です

今まで、出産祝い、初宮参り、またお店の開店祝いなど祝い事の贈り物としてお求めいただいてきました

伝統の張り子紙を用いて手張りで作っております

大切な人への贈り物として、はりこのはやしやの犬張り子はいかがですか

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犬張り子のお顔が今のように丸くなる前の、顔の長い犬張り子を復刻しております一光斎芳盛画 安政4年(1857)2月の錦絵を参考にしました

最後までご覧くださりありがとうございます

また次回のブログ記事でお会いしましょう

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