草子読み金太郎

こんにちは 江戸張り子の工房 はりこのはやしやです

今日は草子読み金太郎を制作したのでご紹介いたします

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郷土玩具を調べていると熊と金太郎、つまり熊金を見かけることがしばしばあります

熊金のファン(金太郎ファン)も多いのではないでしょうか

熊金は土人形の世界では一般的に以下の3種の系統に分類される様ですね

●京都の伏見系…熊抱き、熊乗りなど。 金太は鉢巻をして目を見開いているのが特徴

●福岡の博多系…熊抑え、熊担ぎなど。 金太郎はおかっぱ頭をしている

●東北系…金太郎は真っ赤に塗られて足が長いのが特徴

上記に分類されるのが一般的な熊金ですが中には少し変わった金太郎も作られています

今回制作した草子読みもその一つです

岩手県花巻市の土人形を参考にしています

金太郎が一体何の草子を読んでいるかについて

本絵になった鳥居清長の浮世絵と共に考えていきます

熊に覆い被さって草子を読む構図が土人形と全く同じですね

絵の上部には源頼光と思われる人物の前で

金太郎が猪と熊をやっつけるシーンが描かれています

これらのことから金太郎が読んでいた絵草子の中には

金太郎自身の物語 つまり源頼光に素質を見込まれて

取り立てられるシーンが描かれていたことが推測されます

個人的こだわりですが男の子にも女の子にも見える様に絵付けをしています

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ところでいろんなことを調べてブログにまとめるのは楽しいことですね

以前ツイッターを頑張っていた頃はなかなかできなかったことでした

元々私は制作と同じくらい、制作対象を調査することが大好きです

これからも私のできる限り、ブログをしっかり書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします

メンタルの弱い頃に書いた記事は少々ネガティヴですが

自分が当時、思っていたことなので残しておきます

少しでも共感してくださる方がいれば幸いです

最後まで読んでくださりありがとうございます

また次回のブログ記事でお会いしましょう

↑参考文献です

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