張り子で少女と雪豹を作りました

こんにちは 江戸張り子の工房はりこのはやしやです

今日はいつものゆるかわ張り子とは少し違った張り子

少女と雪豹 のご紹介です

ゆるかわ張り子以外のジャンルも作る理由についても後半綴りますので

ぜひ最後までご覧くださいね。

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張り子でもふもふの雪豹に寄りかかる女の子を作りました手のひらサイズで結構小さめですブログ記事でより詳しく紹介しておりますぜひ下記リンクをクリックしてご覧くださいませ↓

人をテーマにした自分流の張り子を前から作ってみたかったんです。

前にもブログで書いたことがあるのですが

私は女性アイドルが好きなので、衣装や表情の研究を行いました。

私が作家として愛される理由でもある私自身の武器「ゆるかわ」な作風を忘れて

描きたいままに描いてみようと思ってできた張り子です。

上から見た写真です。どこから見ても成立するように描きました。

自分が徹底的に女の子をやってみようと思う理由、それは私自身が

おしゃれな女性が好きだから、そしてそれを描くことが実は好きだからなんです。

「だったら勝手に描いて楽しんでいればいいじゃん」

と思うかもしれませんが少しトラウマがありまして

故に今作はかなりのチャレンジになりました。

幼稚園の頃までお話を遡ってよろしいでしょうか

紙にクーピーで、自分が考えた自分だけのマジカル少女を描きました。

今で言うプリキュアのようなキャラです。

それを「大切な人」に褒めてもらいたくて見せたところ、

「へっ、こんなの…」

と呆れた様子で紙を突き返されて、当時の私はとてもショックだった思い出があるんです。

その後、小学生になってから、その「大切な人」から、絵を徹底的に、ぼろぼろに泣くまで指導された思い出があります。その時の題材も「女の人」でした。

「もっと柔らかい表情をつけろ」

「瞳を人間らしく近づけろ」

「陰影を正しくつけろ」

「その足と手はなんだ、蜘蛛みたいで変だぞ」

朝早起きし、学校へ行くまでの時間ぼろぼろ泣きながら何日かに渡って何度も描き直ししました。

その絵は人にプレゼントするために描いたものでしたが、渡して喜ばれても

満足したのは「大切な人」だけで私自身は全く嬉しくなかった思い出があります。

その辺りから、人前では「国語の教科書の挿し絵に出てきそうな絵」しか描かなくなりました。

でも本当は描きたいジャンルの絵がいっぱいあったんです。

今回の「少女と豹」のような目力の凄い女の子もその一つです。

普段ゆるかわ張り子を作っているだけに

今この張り子を作って満足しているのは私だけかもしれせん。

しかし私自身はとても楽しかったですし、また新しいジャンルを切り開きたいと言う思いがあります。自由に絵を描けることは素晴らしいことです。

青のマジカル少女を描いていたあの頃にタイムスリップできるのなら

「その女の子、すごく素敵だね」

と当時の自分を褒めて癒してあげたいですね。

従順で柔らかで優しい女性像を描くよう押し付けられたあの頃から20数年経っておりますが、そう言った思想が何年間も刷り込まれるとなかなか自分の表現を自由にすることって難しいのです。

なので今回はそんな自分を打破してみようというテーマだったのです。

いつもの作風が好きな人には申し訳ないです。

上記の理由から作風はたまに行ったり来たりしてしまいそうです。

作風が定まらないとファンが減ってしまうことはある程度心得ているので

このブログを見てくださる方も減ってしまうかもしれません。

しかし、私の作家生活は20年後から本格的に始まると思っているので

それまでは自分の好きなことをいっぱいしたいです。

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最後まで読んでくださりありがとうございます。また次回のブログ記事でお会いしましょう。

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