こんにちは 江戸張り子の工房 はりこのはやしやです
今日は金魚の体に猫の顔を持つキメラ獣、朱文猫を作ったのでご紹介いたします
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朱文金という金魚の一種をモチーフにしています
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朱文金とは浅葱(青)、朱色、黒の三色の、キャリコという模様からなる
フナのような形をした金魚をいいます
私は朱文金が大好きでして
といいますのは私、色の中では青が一番好きなのです。
金魚にはキャリコという浅葱(青)の入った種類が複数ありその一種が朱文金なんです
(最近はキャリコから朱色を抜いて青の面積を増やした品種もいるようですね!
確か「絣(かすり)」「瑠璃錦」とか呼ばれていたような…お迎えしたい)
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ではなぜ同じキャリコ柄でもピンポンパールやオランダ獅子頭、らんちゅうなどのような丸物の可愛い形の金魚ではなく
長物の朱文金が好きかというと、朱文金ってフナに近い形をしていますよね
そこなんです!そこに錦鯉的なロマンを感じるのです
水槽内の小さな金魚を眺めながら巨大魚に思いを馳せる…
盆栽に感動している時と感覚は似ているかも知れません
そんなこんなで朱文金が好きなのですが
(杭全鮒金も好きですがこの話は長くなるのでまた今度)
我が家には朱文金はいません
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↑愛する赤いヒブナ、金魚掬いのきゅうちゃんのみです
60センチ水槽で広いのだから朱文金も入れればいいのにと思うかも知れませんが
ちょっと理由があります
私、ブログにたびたび書いているのですが
張り子制作中に頻繁に知恵熱を出すんですね
ストレスが引き金になるようです
実は熱を出すきっかけが他にもありまして、楽しいことがあって気分が高揚しても熱を出すんです
実例をあげますね
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↑我が家のヒドジョウ、ひーどん
今年2月、我が家はヒドジョウをお迎えしました
その3日後から高熱を出し、6日間、熱と頭痛で動けなくなりました
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↑我が家のみゆきメダカ屋外水槽
さらに今年3月、屋外にみゆきメダカをお迎えしたのですがその5日後、高熱と頭痛が5日間続きました
全く厄介な体になってしまいました
こんな体で、夢にまで出てくる朱文金をお迎えしたらと考えると恐ろしいです
熱だけでは済まない危険があります
そのような理由で今は新たな子のお迎えができません
悲しいです
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そんなこんなで自分の欲望を張り子に託すために朱文猫を作りました
顔だけ猫にしたのは、完全に朱文金にしてしまうと熱を出してしまう可能性があるので顔だけ猫にしました
いわゆるおまじないです
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訳の分からない自己満足な理由ですね
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しかし可愛く仕上がったと思います
いい感じのキメラ感だと思っております
動画も可愛いので是非ご覧ください
いろんな角度からゆらゆら揺れております
というわけで朱文猫でした
今回は私の熱い朱文金愛を聞いてくださりありがとうございます
最後まで読んでくださりありがとうございます
また次回のブログ記事でお会いしましょう
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