こんにちは 江戸張り子の工房 はりこのはやしやです
今日はライオンヘッドらんちゅうを作ったのでご紹介いたします
ライオンヘッドとは中国で作出された金魚で、日本のらんちゅうに似ている部分もありますが別系統になります
日本のらんちゅう系統と同じように背鰭が欠如しており
お顔の肉瘤がもこもこと異常に発達しているのが特徴です
日本のらんちゅうに比べ、ライオンヘッドの方が体が短く、尻尾も小ぶりなため
全体を見るとお顔の肉瘤が大きく見えるのが特徴です
中国ではこのモコモコとしたお顔の肉瘤を「虎頭」「獅子頭」と呼びました
中国では1800〜1900年代、主な輸出先が欧米諸国だったことから
「虎頭」「獅子頭」をわかりやすく伝えるためにライオンヘッドという英名をつけました
それが日本に輸入される際にも使われ、定着したのだそうです
ライオンヘッドのお顔のかわいさが伝わるようにたくさん写真を見て研究しました
この間質問をいただいたのですが金魚系張り子には尻尾に鉛を入れて立つようにしています
この作業が毎回結構大変なのですが、可愛い金魚を作るために頑張っております
らんちゅう系統には背鰭がないため、上見が映えると言われています
張り子のライオンヘッドらんちゅうも上から撮ってみました
というわけでライオンヘッドらんちゅうでした
頂点眼、水泡眼、ピンポンパールなどもそうですが、中国の金魚もなかなか奥深くて楽しいです
この間ネットでキャットヘッドらんちゅうなるものを見つけてしまって興味津々です
もっと増やして調べていきたいと感じました^^
最後まで読んでくださりありがとうございます
また次回のブログ記事でお会いしましょう
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